LRFクラス

TBOに近いクラスですが、こちらのマシンの方がわずかに速く設定されています。すべての車が後輪駆動です。

馬力や重量が全てバラバラで、パワーウェイトレシオは 250-310bhp/トン と比較的広い範囲を取っています。

ある車は加速とハンドリングを重視し、ある車は最高速度を重視しています。

LX6

LX6

略称	LX6
駆動方式	フロントエンジン リアドライブ
エンジン	1.8リッター 直列6気筒
出力	142 kW (190 bhp) @ 8402 rpm
トルク	173 Nm (128 lbft) @ 7066 rpm
車両重量	539 kg (1188 lbs)
パワーウェイトレシオ	263 W/kg (358 bhp/トン)
重量配分	フロント: 48.0, リア: 52.0
燃料タンク容量	40 リットル
サスペンション形式	フロント: ダブルウィッシュボーン, リア: ダブルウィッシュボーン

この車について

LX4に1.8リッター 直6エンジンを載せたのがLX6です。何が異なるのかというと、少し重量が重くなり、またそのことで微妙に重量バランスが良くなっています(フロントが重くなったため)。そして、当然ながらパワーが上がっています。LX4よりトリッキーな車なので、LXシリーズに乗ったことがない方はまず先にLX4に乗ることをお勧めします。LX8は廃止されてしまったので、現時点ではこれがLXシリーズの中で最も速い車となります。

セットアップのコツ

LXシリーズをコントローラブルな状態にしておくためには、スプリングをかなりアンダーステアの方向へセットアップする必要があります。かといって過度なセットアップは禁物です。タイヤの空気圧は出来る限り下げましょう。また、デフは加速側を出来る限りオープンな状態にし、減速側はしっかりとロックさせましょう。リアのトーをつけるのが手っ取り早く、便利です。

RaceAbout

RaceAbout

略称	RAC
駆動方式	ミッドシップエンジン リアドライブ
エンジン	2.0リッター ターボ 直列4気筒
出力	183 kW (245 bhp) @ 5906 rpm
トルク	360 Nm (266 lbft) @ 3500 rpm
車両重量	800 kg (1763 lbs)
パワーウェイトレシオ	228 W/kg (311 bhp/トン)
重量配分	フロント: 40.1, リア: 59.9
燃料タンク容量	42 リットル
サスペンション形式	フロント: ダブルウィッシュボーン, リア: ダブルウィッシュボーン

この車について

フィンランドの実在するプロトタイプスポーツカーです。SAABのターボエンジンをミッドシップに搭載しています。限界を引き出すのは非常に難しい車です。実際のプロジェクトの詳細はこちらをご参照ください。

セットアップのコツ

リアにアンチロールバーが存在しないことがこの車をセットアップする上で不便なポイントとなっています。プッシュしすぎないよう、あまりアンダーステアなセッティングはお勧めしません。フロントのアンチロールバーも過度に硬くしない方が良いでしょう。サスペンションは柔らかめにしておくことをお勧めします。

FZ50

FZ50

略称	FZ5
駆動方式	リアエンジン リアドライブ
エンジン	3.6リッター 水平対向6気筒
出力	269 kW (360 bhp) @ 7563 rpm
トルク	392 Nm (289 lbft) @ 5000 rpm
車両重量	1380 kg (3042 lbs)
パワーウェイトレシオ	195 W/kg (265 bhp/トン)
重量配分	フロント: 38.0, リア: 62.0
燃料タンク容量	90 リットル
サスペンション形式	フロント: マクファーソンストラット, リア: ダブルウィッシュボーン

この車について

この車はLFSの中で最も速いロードカーです。トップスピードでのハンドリングに優れています。ドライビングの楽しさをスポイルするほどではありませんが、車重が重くハイパワーな上に、RRレイアウトがこの車をチャレンジングなものとしています。スピンさせてスキール音を響かせましょう！

セットアップのコツ

あまりアンダーステアに振る必要はありません。強いエンジンブレーキが主な問題なので、デフの減速側をしっかりと効かせることで、スロットルをオフにしたときにオーバーステアに陥りにくくなります。また、ブレーキ配分もフロント側にセッティングすることで、ブレーキング時の安定性が向上するでしょう。BF1と同じで、この車もまたトラクションコントロールを備えています。